Exscientiaがアジアの創薬マーケットを狙った子会社を日本に設立

英国オックスフォード、日本大阪 2019年3月22日

Exscientia社(エクセンシア)は、人工知能(AI)創薬で世界最先端を行く企業ですが、この度日本に子会社Exscientia株式会社を設立し、アジアにおけるビジネスを強化します。

Exscientia株式会社は本社を大阪市に置き、田中大輔博士が責任者となります。同氏は経験豊かな創薬化学者であり、前職では大日本住友製薬株式会社において同社先端化学研究グループのリーダーを務めました。そして、弊社との共同研究において大日本住友製薬側のリーダーとして創薬プロジェクトを牽引し、平均4年半程度を要する探索研究をわずか12ヶ月で達成するという特筆すべき成果を残しました。

Exscientia株式会社の設立によって、弊社は日本におけるビジネス展開と共同研究推進をより確実なものとし、さらには中国、シンガポール、韓国などアジア地域への戦略拠点を設けることになります。

COOのマーク・スウィンデルス博士は次のように言っています。「弊社にとってエキサイティングなこの時期に、田中大輔をExscientiaに迎え入れることができるのは、私たちにとって大変な喜びです。創薬研究とビジネスディベロップメントを兼ね備えた彼の感覚は日本を含めたアジア地域におけるExscientiaの事業拡大に大きな力となるでしょう」

田中博士は次のように述べています。「前職ではExscientiaのAI創薬アプローチがいかにして従来のやり方では困難な研究プロジェクトに対して効率と質をもたらすのかを目の当たりにしました。成長著しいアジアの創薬市場を舞台にExscientiaの技術とビジネスディベロップメントの両面を担当できることに大変興奮しています」

今回の事業展開の一環として、また本件の重要性を鑑みて、弊社CEOのアンドリュー・ホプキンス教授が日本薬学会の国際創薬科学シンポジウムで招待講演を行います。そこでは、Exscientiaの設立に繋がった20年に渡る彼の研究について紹介する予定です。

 

Exscientiaについて

Exscientiaは人工知能(AI)創薬とドラッグデザインの世界最先端を行く企業です。AIの力と経験を積んだ創薬研究者の融合により従来の手法を凌駕するレベルで自動的なドラッグデザインを実行します。

Exscientiaの革新的なCentaur ChemistTMプラットフォームは創薬研究にブレークスルーをもたらし、薬の効果も改善します。このAIシステムは、新規の化合物を自動的にデザインし、続いて実際に合成し薬効評価すべき化合物を優先順位づけします。これにより、臨床試験を可能にするプロファイルを持つ構造へ迅速に最適化していきます。

Exscientiaのシステムは既存の様々なデータソースと研究プロジェクトで生み出される実測データの両方から学習します。その原理は人間が行う学習と似ていますが、AIプロセスは薬理活性、選択性、薬物動態などのバランスを確保する上で微妙で複雑な相関の迅速な理解において遥かに効率的です。

その結果、AIによるプロセスは従来の人による作業よりも早くそして効率的に目標を達成することができます。

Exscientiaは、GSK、サノフィ、エボテック、ロッシュといった世界有数の製薬企業やバイオテックと研究を行なっています。

Exscientiaは、英国オックスフォードに本社を構えており、これとは別に英国、米国、そして日本にオフィスを展開しています。さらなる情報は弊社ウエブサイトでご確認いただくか、Twitterで@exscientialtdをフォローしてください。


問い合わせ先:
Mark Swindells - Chief Operating Officer
contact@exscientia.co.uk

Exscientia株式会社 代表取締役 田中大輔
dtanaka@exscientia.co.uk